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一人で利用できるのか? |
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一人客を受け付けるホテルとは? |
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普通のホテルとラブホテルの違い |
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チェックイン |
ビジネスホテルではチェックインの時にルームチャージを前払いして宿帳に氏名などを記入、鍵を受け取って入室というパターンがほとんどですが、ラブホテルでは客と従業員との接触を徹底して省いています。 | |
1.連棟形式 |
所謂ワンガレージ・ワンルームタイプのホテルで、ガレージに車を入れてガレージ内にある出入り口から部屋に入ります。 ホテルによってはガレージにシャッターがあったりナンバーを隠す衝立が用意してあることがあります。 部屋の空きは車が入っていることかガレージ前にある使用中ランプで判断します。 ガレージが1階にあって部屋が2階にある造りが一般的です。 部屋までのルートが独立しているので、他の利用客と出会うことがないのがメリットです。 部屋に入ると課金が開始されます。 |
2.ビル形式 | 一般的なホテルと同じ造りです。 車で来た客は屋外またはビル内の駐車場に車を停めてフロントに入ります。 フロントは通常は無人で、部屋を選択するパネルが設置されています。部屋番号と料金、写真が掲示してあり、好みの部屋を写真を見て選べます。 部屋を決めたら、パネルにあるボタンを押すか、用意してある部屋の鍵を取り出します。 使用中の部屋はパネルのランプが消えていたり、鍵がすでに無かったりして選択することができなくなっています。 まれにフロントが有人で、受付係から部屋の鍵を受け取る方式もあります。 部屋を選択したら、エレベータや階段で部屋のある階まで行きます。エレベータは利用者同士がなるべく出会わないように上りと下りが決まっていることがあります。 部屋の前には部屋番号とランプがあり、選択した部屋はランプが点滅しています。ボタンで選んだ場合は鍵が開いているのでそのまま入室します。鍵を持ってきた場合は鍵を開けて入室します。 部屋に入ると課金が開始されます。 |
3.戸建形式 | コテージに似ており、一戸建ての建物が並んでいます。建物に隣接した駐車場(ガレージ)に車を停めて部屋に入ります。 入室前にホテル出入口にあるフロントに立ち寄って鍵を受け取るホテルもあります。 部屋の空きは車が入っていることか建物付近にある使用中ランプで判断します。 ガレージと部屋が完全に独立しているので、他の利用客と出会うことがないのがメリットです。 鍵を受け取るか部屋に入ると課金が開始されます。 |
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部屋の特徴、利用法 |
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料金支払いとチェックアウト |
ビジネスホテルではチェックインの時にルームチャージを前払いしてチェックアウト時に追加料金を清算するシステムが多いですが、ラブホテルではほとんどが料金後払い方式です。 | |
1.自動清算機 |
現在もっとも一般的な支払い方法です。 部屋に自動清算機が備えてあります。自動清算機には料金の支払いの他に両替機能をもったタイプもあります。 退室時に清算機の清算ボタンを押すと、料金の計算がされ、パネルに料金が表示されますので料金を投入します。 釣銭がある場合は釣銭が払い出され、清算が終了したというメッセージが表示されます(音声が流れることも)。 清算が終わったら速やかに退室します。清算後、一定の時間を経過しても退室しない場合、延長料金を請求される場合があります。また、自動清算機とフロントの管理システムが連動しているので清算後長く退室しなかった場合、清掃に来た従業員と鉢合わせになることがあります。 部屋の鍵がある場合は、フロントに返却用の箱があるのでそこへ返却します。部屋に鍵を残したまま退室しようとすると注意されることがあります。 基本的にはフロントへの連絡も不要で、ホテルの従業員と顔を合わせることがないのがメリットです。 |
2.エアシューター | 古めのラブホテルで採用されているシステムです。 部屋にエアシューターが備えてあり、ここへ料金を入れます。 退室する時にフロントへ清算することを伝えます。フロントから料金が伝えられ、しばらくするとシューターに円筒状のカプセルが届きますので取り出してカプセルに料金を入れてシューターに戻し、ボタンを押すとカプセルがフロントに運ばれます。釣銭がある場合は再び釣銭がカプセルで届けられます。 改良されたシステムでは、室内に料金を表示するパネルがあり、自動的に料金が表示され、ボタン操作でカプセルの受け渡しまで自動化されたところもあります。 清算が終わったら速やかに退室します。清算後、一定の時間を経過しても退室しない場合、延長料金を請求される場合があります。また、フロントが清算したことを把握しているため、清算後長く退室しなかった場合、清掃に来た従業員と鉢合わせになることがあります。 部屋の鍵がある場合は、フロントに返却用の箱があるのでそこへ返却します。部屋に鍵を残したまま退室しようとすると注意されることがあります。 ホテルの従業員と顔を合わせることがないのがメリットですが、清算時にフロントまで連絡する必要がある場合があります。 |
3.フロントで支払い | 一般的なホテルと似た支払い形式です。 退室する時にフロントへ清算することを伝えてから退室します。フロントまで行き、料金を支払います。鍵がある場合は返却します。 改良されたシステムでは、室内に料金を表示するパネルがあり、自動的に料金が表示されるところもあります。ラブホテルは料金体系が複雑なため、料金をいつでも知ることができるための配慮です。 フロントへ連絡→フロントで支払いと、かならず従業員と接触する必要があるために敬遠されるシステムですが、フロントに目隠しがしてあって目が合わないように配慮されていたりします。 |
4.個別に集金 |
戸建形式のホテルで一部採用されているシステムです。 退室する時にフロントへ清算することを伝えます。従業員が部屋の前まで来て呼び鈴を鳴らします。玄関ドア近くにある料金収受用の窓から料金を支払います。従業員が料金を受け取って立ち去った後、退室します。 清算後、一定の時間を経過しても退室しない場合、延長料金を請求される場合があります。また、フロントが清算したことを把握しているため、清算後長く退室しなかった場合、清掃に来た従業員と鉢合わせになることがあります。 フロントへ連絡→個別で支払いと、かならず従業員と接触する必要があるために敬遠されるシステムですが、料金収受用の窓から受け渡しをするなど従業員と出会わないように配慮されていたりします。 |