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ラブホの利用について

アイコン 一人で利用できるのか?
 
  • ホテルの営業方針によります。しかし一人客お断りのホテルでもハッキリと掲示してあるところは少ないので判断が難しいです。
  • 一人客を受け付けない理由はいろいろあるみたいです。デリヘルなどを連れ込まれると困るとか、隠しカメラや盗聴器を仕掛けられることを警戒しているなど、犯罪行為に巻き込まれることを敬遠していることが理由のようです。
  • 一人客でも、女性客の場合はあまり警戒されない傾向があります。ホテルによっては男性の一人客はお断り、女性の一人客はOKと明示してあるところもあります。しかしまれに女性の一人客を警戒するホテルもあるようです。これは女性の一人旅=自殺といったような古い偏見が今も残っていることが理由のようです。
  • 最近は練炭や硫化水素を使った自殺が流行していることもあって、一人客が特に警戒されているようです。私の地元でも金沢市内のラブホテル(ここは一人客OKのところ)で硫化水素を使った自殺があって、利用客が避難する騒ぎになりました。

アイコン 一人客を受け付けるホテルとは?
 
  • 確実な確認方法は電話や現地で問い合わせることです。強引に入ってしまえば拒否できない、と考える人もいるかもしれませんが、入室後にフロントから退室するように電話で警告されることもあるみたいです。私の体験では某ホテルで二人で利用したとき、ホテルの案内に一人で入室したことが判明したときは15分以内に退室していただくといった内容の記述がありました。
  • 後でも書きますが、ワンガレージ・ワンルームタイプのホテルの場合はほぼ一人客でもOKです(システム上何人で入室したかわからない)。もちろん例外もあると思いますので過信は禁物です。
  • まれですが、ビジネス客とカップル客の両方を受け付けているホテルもあります。たとえば福井県にあるここなど。こういったホテルであれば一人客も安心して利用できます。
  • リンク集には一人客OKのホテルを検索できるサイトや個人でラブホの体験レポートを紹介しているサイトがありますのでそこも参考にしてください。

アイコン 普通のホテルとラブホテルの違い
 
  • 普通のホテルだと思ったらラブホテルだった、あるいはその逆など、間違えると大変です。冒頭でも書いたとおり、最近のラブホテルは一見してラブホテルに見えないところが増えたので、間違えることもありえます。
  • 「1.休憩料金があるホテル」間違いなくラブホテルです。例外として昼間の一部時間帯を「デイユース」と称して部屋を貸し出すビジネスホテルがありますが利用できる時間が大幅に制限されています。
  • 「2.シングルルームがない、あるいは全体の3割未満」シティホテルやビジネスホテルは一人客をメインにしていますので、一人部屋がない(少ない)ホテルはカップル利用を前提としたホテルで間違いないです。例外は観光地やスキー場などにある民宿やペンションです。この類の宿はカップルやファミリーをメインにしていますが、ラブホテルではありません。
  • 「3.フロントが暗い、人がいない」ラブホテルは客と従業員との接触を嫌いますので意図的にフロントを簡素化して照明を暗くしているところが多いです。ガレージ式のホテルでは、フロントそのものがない場合もあります。
  • 「4.その他」ラブホテル名物の部屋選択パネルがある、ロビーに利用者向けの景品が陳列してある、売店やレストランがない、などがあります。

アイコン チェックイン
ビジネスホテルではチェックインの時にルームチャージを前払いして宿帳に氏名などを記入、鍵を受け取って入室というパターンがほとんどですが、ラブホテルでは客と従業員との接触を徹底して省いています。

1.連棟形式

所謂ワンガレージ・ワンルームタイプのホテルで、ガレージに車を入れてガレージ内にある出入り口から部屋に入ります。
ホテルによってはガレージにシャッターがあったりナンバーを隠す衝立が用意してあることがあります。
部屋の空きは車が入っていることかガレージ前にある使用中ランプで判断します。
ガレージが1階にあって部屋が2階にある造りが一般的です。
部屋までのルートが独立しているので、他の利用客と出会うことがないのがメリットです。
部屋に入ると課金が開始されます。

2.ビル形式 一般的なホテルと同じ造りです。
車で来た客は屋外またはビル内の駐車場に車を停めてフロントに入ります。
フロントは通常は無人で、部屋を選択するパネルが設置されています。部屋番号と料金、写真が掲示してあり、好みの部屋を写真を見て選べます。
部屋を決めたら、パネルにあるボタンを押すか、用意してある部屋の鍵を取り出します。
使用中の部屋はパネルのランプが消えていたり、鍵がすでに無かったりして選択することができなくなっています。
まれにフロントが有人で、受付係から部屋の鍵を受け取る方式もあります。
部屋を選択したら、エレベータや階段で部屋のある階まで行きます。エレベータは利用者同士がなるべく出会わないように上りと下りが決まっていることがあります。
部屋の前には部屋番号とランプがあり、選択した部屋はランプが点滅しています。ボタンで選んだ場合は鍵が開いているのでそのまま入室します。鍵を持ってきた場合は鍵を開けて入室します。
部屋に入ると課金が開始されます。

3.戸建形式 コテージに似ており、一戸建ての建物が並んでいます。建物に隣接した駐車場(ガレージ)に車を停めて部屋に入ります。
入室前にホテル出入口にあるフロントに立ち寄って鍵を受け取るホテルもあります。
部屋の空きは車が入っていることか建物付近にある使用中ランプで判断します。
ガレージと部屋が完全に独立しているので、他の利用客と出会うことがないのがメリットです。
鍵を受け取るか部屋に入ると課金が開始されます。


アイコン 部屋の特徴、利用法
 
  • 入室すると課金が開始され、この時点でキャンセルすることも部屋を替えることもできなくなりますが、ホテルによってはフロントに連絡すれば部屋を替えてもらえることができることがあります。
  • 部屋の選択と連動しているホテルの場合は入室したタイミングでホテルの案内が自動音声で流れることがあります。部屋のテレビにホテルの案内ビデオが自動的に再生されることもあります。
  • これとは別に、ホテルの案内の冊子がテーブルやベッドの上に置かれているはずなので、必ず一読しましょう。料金や館内の設備、ルームサービス、避難経路などが書かれています。日本の宿泊施設では宿帳の記入、保管が義務付けられていますので、一部のラブホテルでは宿帳が置いてある場合があります。ラブホテルの宿帳はホテル側が違法性をなくすために「形式的に」置かれている場合がほとんどですので、記入しなくても注意されることはありません。
  • ラブホテルの部屋も一般的なホテルと同じで、利用客が部屋の設備を自由に使うことができます。ただし客室内を禁煙と定めているホテルの場合、喫煙は厳禁です。煙感知器を設置してあるホテルもあります。ラブホテルは秘匿性のある特性から、室内での利用者の非行防止のため、シンナー感知器などが設置してあることもあります。
  • 部屋の基本的な設備は、ベッド、テレビ、ソファ、ドレッサー、冷蔵庫、ポット、洗面所、トイレ、浴室などですが、安価なホテルでは装備されていなかったり、高価なホテルや特別室などではカラオケやテレビゲーム、サウナ、マッサージチェアなど、室内で楽しむ設備が充実している部屋もあります。
  • メインとなるベッドはダブルベッドの場合がほとんどですが、まれにツインベッドの部屋もあります。畳敷きの部屋の場合、布団が敷いてあることもあります。ベッドの枕元には操作パネルがあって、このパネルで部屋の空調(冷暖房)、照明、ラジオや有線放送、テレビの操作が集中してできるようになっています。
  • テレビはほとんどの部屋に備えてあります。地上デジタル放送への移行により、大型の液晶テレビに取り替えられたホテルも増えてきました。ベッドで寝転んだまま見られるように天井に専用のモニターがある部屋もあります。地上波放送の他に、衛星放送やアダルトチャンネルも無料で視聴できるホテルが多いです。この他にDVDプレーヤーが備えてあって映画やアダルトのDVDを貸し出すホテルもあります。持ち込みDVDの鑑賞もOKです(持ち込みだけで貸し出しをしないホテルもあります)。
  • ラブホテルの特性から、部屋の窓が非常に小さかったり、あるいは窓が無い部屋もあります。窓があっても内側から扉で隠されていたり、窓を開けても外にルーバーや大きな庇があって外の様子が全く見えないところもあります。しかし最近は3階以上あるビル形式のホテルなどでは大きな窓がある部屋も増えてきました。高層階の部屋で窓からの眺望をウリにしているホテルもあります。例:石川県金沢市にあるここなど。
  • 洗面所と浴室は独立している場合がほとんどで、ユニットバスの部屋はほとんどありません。カップルでの利用が前提なので、浴槽が大きめなことが多いです。洗面所にも男女両方のアメニティーが充実しています。
  • 外出の可否はホテルによってまちまちなので入室したらホテルの案内を確認しましょう。原則ラブホテルでは外出不可です。外出ができるホテルでも事前にフロントに申し出なければいけないところがほとんどです。
  • 昼間の利用が長かったり外出が制限されるラブホテルでは代わりにルームサービスが充実しています。食事やアルコール、アダルトグッズや部屋で楽しむビデオやゲームソフトの貸し出しなどを提供しています。フロントまで電話で注文が一般的で、部屋まで従業員が運んでくれます。客と従業員が接触しないように品物をワゴンに載せ、部屋の呼び鈴を鳴らした後すぐに従業員が立ち去り、その後に客が商品を受け取るところもあります。料金は部屋の利用料金と一緒に精算します(都度清算するホテルもあります)。
  • ルームサービスを敬遠する客に配慮して、客が持ち込んで調理するための設備を備えたホテルも多いです。電子レンジや持込用冷蔵庫(中が空)、簡素なキッチンを備えた部屋もあります。ルームサービスが苦手な人は、あらかじめコンビニなどで弁当やカップ麺、お菓子類などを買って持ち込みましょう。
  • 飲料やカップ麺などの軽食、アダルトグッズなどがある自動販売機能をもった冷蔵庫を備えたホテルも増えてきました。商品を取り出すと自動的に課金されるか、都度コインを入れて購入するシステムです。自動課金の場合は、部屋の利用料金と一緒に請求されます。

アイコン 料金支払いとチェックアウト
ビジネスホテルではチェックインの時にルームチャージを前払いしてチェックアウト時に追加料金を清算するシステムが多いですが、ラブホテルではほとんどが料金後払い方式です。
 
1.自動清算機

現在もっとも一般的な支払い方法です。
部屋に自動清算機が備えてあります。自動清算機には料金の支払いの他に両替機能をもったタイプもあります。
退室時に清算機の清算ボタンを押すと、料金の計算がされ、パネルに料金が表示されますので料金を投入します。
釣銭がある場合は釣銭が払い出され、清算が終了したというメッセージが表示されます(音声が流れることも)。
清算が終わったら速やかに退室します。清算後、一定の時間を経過しても退室しない場合、延長料金を請求される場合があります。また、自動清算機とフロントの管理システムが連動しているので清算後長く退室しなかった場合、清掃に来た従業員と鉢合わせになることがあります。
部屋の鍵がある場合は、フロントに返却用の箱があるのでそこへ返却します。部屋に鍵を残したまま退室しようとすると注意されることがあります。
基本的にはフロントへの連絡も不要で、ホテルの従業員と顔を合わせることがないのがメリットです。

2.エアシューター 古めのラブホテルで採用されているシステムです。
部屋にエアシューターが備えてあり、ここへ料金を入れます。
退室する時にフロントへ清算することを伝えます。フロントから料金が伝えられ、しばらくするとシューターに円筒状のカプセルが届きますので取り出してカプセルに料金を入れてシューターに戻し、ボタンを押すとカプセルがフロントに運ばれます。釣銭がある場合は再び釣銭がカプセルで届けられます。
改良されたシステムでは、室内に料金を表示するパネルがあり、自動的に料金が表示され、ボタン操作でカプセルの受け渡しまで自動化されたところもあります。
清算が終わったら速やかに退室します。清算後、一定の時間を経過しても退室しない場合、延長料金を請求される場合があります。また、フロントが清算したことを把握しているため、清算後長く退室しなかった場合、清掃に来た従業員と鉢合わせになることがあります。
部屋の鍵がある場合は、フロントに返却用の箱があるのでそこへ返却します。部屋に鍵を残したまま退室しようとすると注意されることがあります。
ホテルの従業員と顔を合わせることがないのがメリットですが、清算時にフロントまで連絡する必要がある場合があります。

3.フロントで支払い 一般的なホテルと似た支払い形式です。
退室する時にフロントへ清算することを伝えてから退室します。フロントまで行き、料金を支払います。鍵がある場合は返却します。
改良されたシステムでは、室内に料金を表示するパネルがあり、自動的に料金が表示されるところもあります。ラブホテルは料金体系が複雑なため、料金をいつでも知ることができるための配慮です。
フロントへ連絡→フロントで支払いと、かならず従業員と接触する必要があるために敬遠されるシステムですが、フロントに目隠しがしてあって目が合わないように配慮されていたりします。

4.個別に集金
戸建形式のホテルで一部採用されているシステムです。
退室する時にフロントへ清算することを伝えます。従業員が部屋の前まで来て呼び鈴を鳴らします。玄関ドア近くにある料金収受用の窓から料金を支払います。従業員が料金を受け取って立ち去った後、退室します。
清算後、一定の時間を経過しても退室しない場合、延長料金を請求される場合があります。また、フロントが清算したことを把握しているため、清算後長く退室しなかった場合、清掃に来た従業員と鉢合わせになることがあります。
フロントへ連絡→個別で支払いと、かならず従業員と接触する必要があるために敬遠されるシステムですが、料金収受用の窓から受け渡しをするなど従業員と出会わないように配慮されていたりします。


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